株式市場の業種別指標ランキングをチェックします。
トレード対象となる業種から買い銘柄、売り銘柄をスクリーニングします。マニュアルに従い、 買い銘柄、空売り銘柄を絞り込みます。
銘柄数は資金量に応じて調整可能です。資金の少ない方は「買い」「売り」とも1銘柄ずつでも実戦可能です。
※画像は東京証券取引所のホームページ
http://www.jpx.co.jp/markets/indices/realvalues/index.html
に記載されている「業種別株価指数(33業種)」のページです。
他にもYahooファイナンスなどの株式情報サイトや、各証券会社にて業種別株価指数のランキングを公開しています。
引成で発注します。
多くの投資家の方が買い銘柄なら少しでも安く買い、売り銘柄なら少しでも高く売りたいとお考えでしょうが、複数銘柄を同時にエントリーするためそのような気遣いは無用です。
保有している銘柄について、「前引け」の「引成」で決済注文を出します。
翌日、仮に相場全体が下落しても、売り銘柄による利益が買い銘柄による損失を上回れば利益となります。また、買い銘柄が上昇し、売り銘柄が下落して両方で利益を獲れる日もあります。
そのような短期上昇期待銘柄と、短期下落警戒銘柄を大引け前に抽出してエントリーし翌日に決済することで、リスクをコントロールしながら短期回転売買を行う。
それが「株式トレード セクターサイクロン」です。
銘柄 | 売買 | 翌日の株価騰落率 | 損益 | |
---|---|---|---|---|
トータル4%の利益 | ||||
A | 空売り | → | -2% | 2%の利益 |
B | 買い | → | +2% | 2%の利益 |
銘柄 | 売買 | 翌日の株価騰落率 | 損益 | |
---|---|---|---|---|
トータル2%の利益 | ||||
A | 空売り | → | +1% | 1%の損失 |
B | 買い | → | +3% | 3%の利益 |
銘柄 | 売買 | 翌日の株価騰落率 | 損益 | |
---|---|---|---|---|
トータル2%の利益 | ||||
A | 空売り | → | -3% | 3%の利益 |
B | 買い | → | 1% | 1%の損失 |
あくまで仮定ですが、1日1%という利回りは、200日間を複利で運用すれば約10倍になる数字です。投資により利益で元本を増やしていく複利運用は、安定性の高い投資手法でなくては同時にリスクも膨らんでいくことになります。
「買い」ポジションと「空売り」ポジションを同時に持つペアトレードは、例えばリーマン・ショックのような相場全体が1日に10%も下げてしまうような暴落に見舞われても、空売り銘柄で大きな利益をあげることによって損益を相殺してリスクを回避することが可能です。
その上で、「相場全体の上昇」「相場全体の下落」に遭遇しても、差し引きで、しかも短期に利益をあげる可能性を追求したのが、今回の「株式トレード セクターサイクロン」となります。
多くの個人投資家の方は「翌日値上がる可能性のある銘柄」を必死に探していることでしょう。
もちろんそのこと自体は間違いではありません。
しかし、必死に探し出して確信を持って保有した銘柄でも、日経平均全体の下げには逆らえず下げてしまったという経験はありませんか。
この「上昇期待銘柄を買い」「下落警戒銘柄を売る」ということでリスクを減らし、ときには両得を狙うという考え方は「サヤ取り」というひとつの投資手法として有名です。
しかし、今回ご案内する「株式トレード セクターサイクロン」は、単に「騰がりそうな銘柄」「下がりそうな銘柄」を見つけ出すというものではありません。
相対的に「騰がる可能性の高い銘柄」「下がる可能性の高い銘柄」を見つけ続けるための、ポイントがあるのです。
以下は、6ヶ月間の、業種別株価指数ランキングの上位3業種と下位3業種を表にしたものです。
この6ヶ月間、業種別騰落ランキングで2日続けて上昇率上位3業種にはいった業種はごく稀です。むしろ、前日に上昇率ランキングで上昇率上位にランクされた業種は、むしろ翌営業日は上昇率下位にランクされることさえあります。上昇した業種が翌日も強く上昇するわけではない。「むしろ相場をけん引する主役は入れ替わる」ということです。
このことからも、短期で利益を上げたいと願うならば、上昇した業種・銘柄を翌日に買うことはあまり魅力のないことだということがご理解いただけると思います。
一方、日々の騰落率ランキング下位の業種が、翌日も下位にあることもほぼありません。
これが、この「株式トレード セクターサイクロン」の手法の根幹となります。
また、「買い」銘柄と「空売り」銘柄が両方とも上昇したときでも、「買い」銘柄のほうが比較的「空売り」銘柄よりも上昇率が高く、また両方とも下落したときは「空売り」銘柄のほうが「買い」銘柄よりも下落率が高くなる傾向があり、そのため損失を相殺し、利益が残る可能性があるのです。
つまり、この投資法は「相場全体が上げても下げても利益を出す可能性」を追求したものなのです。
そして、重要なことは、毎日のようにエントリーチャンスがあるということです。
大引けにエントリーして翌日の前引けに決済するわけですから、その資金で再び当日投資することができます。
個人投資家にとって、資金の回転がよいということは重要です。
一方で、1日中、相場に張り付いてチャートを監視するようなトレードでは、時間効率がよいとはいえません。
本手法は、14時30分に業種別株価指数ランキングを確認することからはじめて、「買い」銘柄、「空売り」銘柄を抽出して「引成」で発注。この間、30分です。そして翌日、前場のうちに保有するポジションすべてに対して前引けに「引成」で決済します。
これにはものの数分もあれば大丈夫です。
併せて、1日に30数分でトレードが完結する時間効率のよさ。それが「株式トレード セクターサイクロン」なのです。
リーマン・ショックで手痛い経験をしてから短期投資中心です。
テクニカルでスクリーニングしてから企業情報を読んで最終的に銘柄を選択し、リスクヘッジのために数銘柄を保有していました。
しかし、利が出た銘柄は利食うものの、含み損となった銘柄を切れずに次第に塩漬け銘柄が溜まっていってしまい……。
あらためて短期投資家であるという自覚のもとに、個々の銘柄の騰落に関わらずポジションの評価がプラスである瞬間にすべて決済するというルールを実践しました。
当たり前ですが、この手法にしてからは相場全体が上昇した日は好調です。
しかし、相場全体が下落すれば損ばかり。
ならばと、買いポジションと売りポジションを同時に行うペアトレードに挑戦したのですが、銘柄抽出時間が2倍になってしまい、労多くして利は相殺されて薄くなります。
しかも、一晩かけて選んだ銘柄も、翌朝エントリーしようと思うと窓を開けて上昇していたり下落していたりすると乗ることもできません。
投資手法を見失い、退場も考えていたところに出会ったのがこの「株式トレード セクターサイクロン」でした。
まず興味を持ったのは、買い銘柄、売り銘柄とも、業種でまず絞り込むので銘柄抽出の手間が少ないこと。
騰がった株は下がり、下がった株は騰がるという株式のごく基本をうまく利用しています。
最近は朝の寄り付きで日経平均が窓を開けて始まることが多いのですが、おかげで寄り付きと同時に評価益になっていることも珍しくありません。
マニュアルでは前引け決済となっていますが、それは遅くとも前引けには決済しましょうという意味ととらえ、利がでている瞬間に決済しています。
サヤを獲るだけではなく両ポジションで利益になる日もあり、テンションがあがりますね。
セクターサイクロンはとにかく負けにくい手法なので、増やした資産をつぎ込みやすいので、複利で増やしていけるという夢があります。
リスクの高い手法では、どうしても元本を増やすことに躊躇してしまいますからね。
コツコツドボンで資金が増えない人は、ぜひ「セクターサイクロン」を試してみることをお勧めします。
個別銘柄投資の醍醐味は、自分が分析し抜いた銘柄が期待通り上昇することだと考えていました。
四季報CD-ROMでキャッシュフローや自己資本比率、利益率など、さまざまなファンダメンタル条件でスクリーニングし、期待を込めて保有します。
企業の本来の価値を分析して投資する。
自分こそは投機家ではなく投資家であると誇りを持っていました。
しかし、そのような銘柄でさえ、リーマン・ショックのような経済危機にあっては暴落しますし、日経平均が下がる日には下がるわけです。
一方で、業績不振と読んでいた企業が「それほど悪くはない」ということであれば、株価はするすると騰がっていきます。
結局、独歩高になるような銘柄は、誰でも手に入る情報をひねりまわしていてはむしろ掴むことはできなかったのです。
しかし、仮にも「投資家」を自認していたプライドからか、空売りに適した銘柄を見つけることもできず、日経平均の下落局面では本当にお手上げでした。
どのような相場でも勝てるようになるためには買いと売りの両方をバランスよく行わなければならないことは頭では分かっているのですが、日経平均が騰がると見れば買いポジションだけになり、下がると見れば売りポジションばかりになる。
しかし、それでは勝てないのです。
結局、私の場合、株に対するプライドが邪魔をしていたのだと思います。
「株式トレード セクターサイクロン」を読んで最初に思ったのは「えっ?次の日に騰がるか下がるかってそんな単純なことだったの?」というものです。
それまで必死に分析していた努力を否定されたようで最初は不愉快でした。
しかし、読めば読むほど悔しいほどに理にかなっています。
個人投資家が個別株の市場からの当日の注目度を予測するのは困難です。
ただ確かなことは、市場は次から次へと銘柄を物色しているということ。
次に物色される銘柄は、直近で物色されていない銘柄であるということ。
そして、当日注目されるセクターは外部環境の変化によって変わるということ。当たり前の話ですが、ごく短期に結果を出すためには最重視しなければならないポイントでした。
このことを教えてもらってからは銘柄選びが肩の荷が降りたように楽になりました。考えるのは、明日騰がりやすいか騰がりにくいか、それだけです。
買いポジションと売りポジションを同時に行うので翌日の相場が上げても下げても影響は少ないし、なによりも自分が大引け前に見つけてエントリーした銘柄を多くの投資家が引け後に気づいて翌朝にエントリーしてくるのですから、その瞬間に勝負に勝ったようなものです。
かつては銘柄分析に固執していた私ですが、現在の座右の銘は「銘柄に惚れるな」です(笑)。
他の多くの投資家たちの一歩先にポジションを持つ快感は、癖になりますね。
毎日、枕を高くして寝ていますよ。
これまで、株式投資で勝つことができず
何を頼りに投資をしてよいのか分からなくなった方へ
一方で、株式投資で、「明日の上昇率1位の銘柄を買いたい」「急騰株に瞬時に気づいて飛び乗って利益を上げたい」などという理想を持っている方には向かない手法です。極論すれば、この手法にロマンを求めないでください。毎日ルールを守って投資することが快感になる。そんな方のご参加をお待ちしています。
株式投資をしていて、一夜明けたらポジションがすべて評価損になっていた、そんな経験をしたことはありませんか?
そして、多くの個人投資家のメンタリティとして、他人が買い上がった株に安心感を覚えて買い、そして下落した株に続落の危険を感じて売るというものがあります。
あらためて、「上昇した株は次には売られやすく、出遅れた株は次には買われやすい」という株式の本質に則り、毎日ルールを守ってトレードすることで「さんざん銘柄を選んでいるのに売買タイミングやメンタルの問題で利益が上げられない方」に、シンプルなルールで利を上げることの大切さを手にしていただきたいと願っています。
時間効率のよい手法ですので、この「株式トレード セクターサイクロン」をメインの手法として副業トレーダーを続けていただくことも可能ですし、また、「妥当性のあるルールをきっちり守ることの重要さ」を再認識し、今後、トレード手法を増やしていく上でも、期待と予断だけでトレードしてしまうことのない投資家としての重要な素養を手にしていただければと願っております。
先に、相場のけん引役は日替わりであり、それぞれの業種ごとに外部要因に対する反応はまちまちであることをお話ししました。
そのことを、いくつかのチャートを使ってお話しましょう。
例えば、上記のように日経平均株価が高値から約2カ月間で17.6%の急落をみせたときでも
すべての業種が同様に値を下げたわけではありません。
例えば、次のチャートはこの日経急落期間の
「パルプ・紙セクター」、「石油・石炭セクター」、「倉庫・運輸セクター」、「ゴム製品セクター」の株価指数です。
日本最大の企業のひとつ、トヨタ自動車は「輸送機器」セクターにはいっていますが、こちらの業種の企業の多くは輸出産業です。
円安になれば海外で日本車の価格競争力が増してより多く売れるようになりますし、海外で稼いだ外貨を日本円に換金する際に、より多くの日本円に換えることができ、業績がよりよくなります。
そのため、円安になると自動車メーカーの業績が良くなると期待した買いがはいります。
一方、「ゴム製品」「石油・石炭」「パルプ・紙」は、その原材料のほとんどを海外からの輸入に頼っています。
円安になると同じ量の原材料を輸入するのにより多くの日本円が必要となり、業績を悪化させます。
他にも、東京株式市場第一部には1,674社の株式が上場しており、33業種に分類されています。そして、それらの業種や企業や、その値動きの要因からいくつかのグループに分類されています。
いかがですか?
株式市場に上場している企業でも、その株価の上昇・下落の要因は様々です。 そのため、日によって上昇する業種もあれば、下落する業種もあります。 ただし、明日の外部要因を予測する必要はありません。
重要なのは、「業種ごとに買われる要因、売られる要因は様々で、株価の動きは業種ごとに特性があり、全業種が一様に上昇・下落するわけではない」ということです。
そして、もうひとつ重要なことは、どのような業種であれ、株価指数が一方的に上昇し続けるということはないのです。利益が出れば売って利益を確定しようとしますし、また下落すると見れば空売りを行い、株価が下がることで利益を上げようとする投資家も存在します。
ここでも、下がることで利益を得た投資家は売っている株を買い戻すことで利益を確定しますから、株価の下落を止める作用があります。
どのような株でも一方的に上昇、または下落し続けることはなく、上昇と下落を繰り返すことになります。これは、株価全体、すなわち日経平均が右肩上がりであっても同じです。そして、その上下に変動するタイミングはすべての株が一緒に動くわけではありません。
以上を踏まえたうえで、あらためて「株式トレード セクターサイクロン」のトレード手順をご覧ください。
株式市場の業種別指標ランキングをチェックします。
トレード対象となる業種から買い銘柄、売り銘柄をスクリーニングします。マニュアルに従い、 買い銘柄、空売り銘柄を絞り込みます。
銘柄数は資金量に応じて調整可能です。資金の少ない方は「買い」「売り」とも1銘柄ずつでも実戦可能です。
※画像は東京証券取引所のホームページ
http://www.jpx.co.jp/markets/indices/realvalues/index.html
に記載されている「業種別株価指数(33業種)」のページです。
他にもYahooファイナンスなどの株式情報サイトや、各証券会社にて業種別株価指数のランキングを公開しています。
引成で発注します。
多くの投資家の方が買い銘柄なら少しでも安く買い、売り銘柄なら少しでも高く売りたいとお考えでしょうが、複数銘柄を同時にエントリーするためそのような気遣いは無用です。
保有している銘柄について、「前引け」の「引成」で決済注文を出します。
となります。
前日に上昇した業種が下落し、前日に下落した業種が上昇すれば両方のポジションで利益が生まれます。
両方のポジションが上昇した場合は、損失と利益が相殺されますからリスクは限定的ですし、もともとポジションを持つ時点で「より買われやすい銘柄」を買い、「より売られやすい銘柄」を売っているため、空売り銘柄が上昇することによって被った損失を、買い銘柄が上昇して得られた利益が上回る可能性があります。
そして、相場全体が急落した場合も同様です。
買い銘柄が下落することよって被った損失を、空売り銘柄が下落して得られた利益が上回る可能性があります。
本手法のメリットをあらためてご説明します。
となります。
確かに、投資資金を1カ月で10倍にできるような手法ではありません。かなり堅実な手法です。
しかし、株式投資を行ったことのある方の多くは、すでにお気づきのはずです。
「負けないことがいかに重要か」ということを。
負ける可能性を極力排していけば、資産は増加していきます。
シンプルなルールと、わずかな時間を費やす努力。
これにより、あなたの投資観は劇的にかわることでしょう。
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本文、当商品は、投資の参考となる情報の提供を目的としております。投資にあたっての意志決定、判断は、あくまでもご自身の責任でお願いします。情報の内容に関して万全を期しておりますが、これを保証するものではありません。また、これらの情報に基づいて被った如何なる損害についても弊社は一切の責任を負いかねます。当商品は、著者と同じような利益が出ることを保証するものではありません。株式等有価証券の取引は価格変動リスクを伴いますので、場合によっては損失を被る可能性があります。株式等有価証券の取引には取引業者の売買手数料がかかります。
『株式トレード セクターサイクロン』をご購入いただく皆様は、本質的に株式にご興味がおありである、または実際に株式投資を行っているという方々ばかりだと思います。
そのような個人投資家、そして、これから投資を始めようとしている方のために、資産運用をサポートする各種特典をご用意しました。
多くの個人投資家が投資で勝てないという現実は、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析というのが、じつは決して勝率の高いものではなく、かつ多くの投資家が売買タイミングやメンタル面を適切にコントロールできていないという現実があります。
実際に、勝てない個人投資家の方のトレードを拝見していると、エントリータイミングは他の投資家の後手に回る一方、「少しでも高く売りたい」という欲に振り回され、売り時を逃してしまうなどメンタルコントロールできずに勝ちを逃している場合が多いのです。
そのため、今回はエントリーと決済を「引成」で行うことにより、より均一な条件で取り組める手法へと仕上げました。
株式市場で戦う相手は他の参加者である一方、己自身との戦いでもあります。
今回の手法は「銘柄にこだわらない」「ルール通りに坦々とトレードをこなす」ということを求められるトレードです。
このシンプルな手法を着実に実践することで、欲や期待に振り回される自分から解放されて、投資家として必要な心理状態を手にしていただけることを願っています。